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石橋を叩いて壊す⑲ [ライト関連]

 


そーいえば、、、


ちゅーか、イキナリ脱線ですが(^^;

ひとには「無気力」ってな、とても厄介な症状があります。


※以下鬱表現注意m(_ _)m


例えば、


なんだかなにもかもが面倒で、億劫で、

何を見ても、何が起こっても、誰といても何をしていても、どうにも心が動かない。


毎日が憂鬱で、退屈で、仮初に「楽しい」と思えることさえ無い。

ただ日々与えられるを絶え潰し、やりたいことなど何も無い。

故に生活的必要最小限だけをこなし、未来に自ら望む目標も無い。


そこにはただ、やりたくないと思えることだけが、それは未来永劫続くかのように絶望的な姿をして目の前に横たわり、


さりとて、焦燥にも似た自身への脅迫は心の奥底確かに蠢き、


けれど、

「楽しい」っていったいどんな精神状態だったのかすら思い出せもしないし、むしろ思い出そうとすることすら苦痛で、

それでもなんとかかんとか思い出してみせれば、そのかつては確かに「楽しい」と感じていた筈の記憶は、時に辛く、あるいは虚しくさえも思えてしまうという。


そう。

それはまるで「生きる」という不治の病を背負う患者であるかのように・・・


※鬱表現終了


みたいなことですね(^^)


無きゃどーでもいいってーおハナシなんですが、

あるのなら、どうやらそんな時にはとりあえず「深呼吸」が効果的らしいです。


その根拠は次回以降m(_ _)m

 

さて、

前回の最後に登場しましたが、

20091107-001.JPG

これは "LandArms" の "Service Series S975" という懐中電灯です。
 

見たまんまっちゅーか、仕様もタクティカルらしくて、


某商品説明によると、

■寸法:全長265mm、ヘッド部直径63mm
■重さ:310g
■材質:アメリカ産6061-T6アルミ合金
■加工:アルミブロックからのCNC削り出し
■仕上げ:HA TypeⅢ、酸化層の厚さは35μm、硬度は600HV以上
■バルブユニット:公称425ルーメンの特製キセノンバルブ(充電式バッテリーの高電圧対応)
■レンズ:強化ナノホワイトガラス使用、表面はダイヤモンドコーティング済み、スクラッチフリー(日本国内規制を満たすエアガンであれば、至近距離での直撃にも耐えられる)
■バッテリー:3.6V充電式CR123Aタイプ×3
■照射時間:3.6V/700mAhの充電式リチウムイオンセルを使用した場合、約25分(明るさ325ルーメン、5分間以上の連続照射はなるべくお控え下さい。

スペックにも「ヤる」気を感じます。しかも短時間で決める覚悟のようですね?(^^;ナルベク5フンイナイ。ネェ・・・


このライトは、

またしても。ま・た・し・て・も、cinqさんに頂いてしまいましたです。はい(^^;ゞ

 

コレ、頂き物なのに申し訳ないというかなんというか、しかし、素直に、もしノーマルの状態だったら川端的にはまったく興味を抱くことのないライトだったと思います。

まあ、まずデッカいし、

それに私は、たとえどんなに明るいのだとしても、「5分以上は信用できん」と自ら公言してはばからんような懐中電灯は選ばないというか使わない。つか、使えない。


引き合いに出して何ですが、魅惑の SUREFIRE M-4 ですら用途という意味でなら私的には圏外です。

欲しい欲しくないで言えば欲しいライトのひとつではありますが、使う使わないで言えば使わない。

実際あの「カタチ」に憧れつつも持ってはいないし、間違ってもあれがキャンプとか夜間山中徘徊や鍾乳洞探訪に、あるいは一般人的防災に、ましてEDCに向いているとは思えない。

ちゅーか、そもそも創った側が、いわゆるレジャーのアウトドアユースやEDCなんぞ想定していないでしょうから、それこそそういう用途には「使えない」で当たり前だってーおハナシですわな(^^;


特化したモノは、その真価を発揮できる状況の為にこそ特化する。

だからこそ汎用では歯が立たないような状況でさえ「使える」し、それはトータルの機能美として美しくさえある。

故に M-4 の「カタチ」は私の目に美しいと映るのだろうと思います。使う状況など自分には無いと知っているのに欲しいとさえ思う。


M-4 のカッコ良さはたぶんそういう格好の良さであり、それをある程度踏襲というか、ぶっちゃけ模倣しているのであろうこのライトだって、その性能を存分に発揮できる状況下に飛び込む者の為の道具。

だから、頑丈な筐体であり、鉄砲(エアガン)対策の施されたレンズであることを主張し、明るさの為にはランタイムを犠牲にし、故に発熱への対策も不用とされている。


見た目云々は別として、よしんばこのデカさに妥協できたとしても、この手のライトは、お荷物というか、アタシのような用途だと実際使うシチュエーションではどうしても邪魔んなってしまうだけですm(_ _)m

 

故に、というか何というか、さすが私こと不肖川端がヌルくでもライトマニア化して以来のお付き合いを賜るcinqさん。

贈って頂いたのは改造品であります(^w^)ウフッ・・・


んで、


20091111-002.JPG


これがヒートシンクというか、アッセンブリ用のLEDユニット。

ご製作はcinqさん。

さすがライトマニアックは蓄光テンコ盛りがデフォルトでんな(^^)


ちなみに、

cinqさんが旋盤を導入して、 頼みたいほーだいじゃねーか( ̄ー ̄)とほくそ笑んだ 世界で二番目に喜んだのはきっとアタシです。一番はご本人でガチm(_ _)m


「たまにフィラメントも悪くないですよ」ってなことで、ユニットごと取り替えればノーマル状態にもなりますが、


エミッターは、CREE MC-E

恐らくですが、cinqさんが通販なさったのであろう先の Bin Code 表示を見てみると、

"P/N:00MCE4WT-A2-WD0-MO-・・・・・・"

すなわち、

MCE4WT:
MC-Eの4chipで、カラーはホワイトであり、

A:
4っつの素子に個別アクセス可能で、同じ側に全ての陽極があり、

2:
光学特性は「ランバーシアン」これは、恐らくは"lambertian surface"「ランベルト面」から来ている呼称だと推測され、その有効範囲どの方向から見ても表面の輝度が一定となる「完全拡散面」を目指したモノであることを意味し、

WD0:
色度はWD、細かくはCIE(国際照明委員会)というところの決めた座標を参照ですが、「そういう光色の範囲である」ということを示し、

M0:
光束は、全ての素子に350~700mAを流した状態で430~490lmであることを示す。


ってー、

おー、Mランクですか。ウチの虎の子 "MAG-2C DOUBLE SURE" (以降2C-DSと略)と同じ球でんな(^^♪


コンバータは、

メーカーとかまったく判りませんが、SSC P7 もしくは MC-E 用で、Low(10%)・Mid(50%)・High(100%) の3っつの照射モードと、ファーストストロボ+ SOS のふたつの点滅モードを持つモノ。

入力は、5.5~12V

最大出力は、、、3A

か、、、


うーん・・・おーぶぁーどらいぶ(^^;750mAカァ・・・


まっ、だいじょーぶなんじゃないの?ってなことで、入力12Vを超えるRCR(AWの黒)×3本ぶっ込んで光らせてみると、

バッカじゃないの?(^^;ツカ、ダイジョーブカヨ?・・・

くらい「明るく」光ります。確かに凄ぇっスるーめんす(^^)


ただし、どうやら数十秒(--;;


ランタイムテストなんかしていないので詳細は不明ですが、点灯直後は圧勝でも、あっちゅーまに 2C-DS より「明るさ」として劣り始めます。

ついでに、すげーノイズ音。"SUREFIRE L2" の Lo とかの比ではないような気がしましたm(_ _)m


たぶんですが、このコンバータ、Highに於いては大したレギュレーション性能では無さそう。

諸事情からwingさん家で行ったHighの連続点灯だと、7分19秒時点で若干の危険を感じるほどに筐体から発熱が確認でき、取り出してみると電池も暖かくなっていました。

素直にRCR×2もしくは、×3ならMid が吉、、、かなぁ?


けれど、この姿かたちで50%照度とか最大8V強入力の中庸狙いってなどうよ?

しょーがないっちゃあしょーがないながら、2C-DS と比べてしまうとやっぱ電気系の性能であからさまに劣っちゃうんですよね。。。


まあ、2C-DS はアタシが手の届く範囲の「本気」で誕生させて頂くことのできたスペシャル器ですからね。素直に相手が悪いのです。

基本の筐体性能がどうであれ、むしろモッダーがどこの誰であろうとも、

なんなら、例えばそれが 2C-DS んトキお世話になった皆様のご本人の作であったのだとしても、

そーそー簡単に市販廉価版のコンバータで組み上げられたライトなんぞに比類されるとは思ってませんケドね( ̄ー ̄)ウケケケケ・・・

 

とはゆーものの、

コンバータの性能は別として、この筐体そのものは、例えるならば "LongBow" っぽい。HAの色もそんなカンジで、とてもカッチリ出来ています。

テールスイッチ(ツイスト+プッシュ間欠点灯)の操作感がイマイチですが、ある程度優れた筐体。いや、価格から判断すれば、もしかしたら素晴らしいの範疇なのかも知れません。

こーいっちゃなんですが、まあ、価格的なことも含め、間違っても人様からポンと頂いて遠慮を覚えなくて済むような類のライトではありませんねm(_ _)m


改造に於いても、リフ位置というかエミッター位置の調整は近接でない近距離以遠なら完璧もしくはそれに近く調整されています。

この筐体にこのヘッドですから、やっぱ、飛ばしたい。

飛ばしたいなら近距離の焦点を犠牲にしてもってなモンですが、いちばん「使う」ところが、いわゆる近距離なワケで、

故に近距離でも綺麗なパターンになるよう調整されているようです。

やっぱcinqさんさすがだと私は思いました。


特筆すべきは、というか私が初体験だったのは、大口径で、平べったいというかなんというか、パラボリックが浅いカンジのするリフに MC-E を合わせた照射。

これは綺麗です(^^)


エミッター位置をかなり前に出してくると合うカンジというのか、恐らく M-4 とかのリフに近いモノであろうかと思われますが、これに MC-E ってのは、とても安定的に近距離以遠を照らすパターンである体感。

川端さん家内最強 DS-2C が唯一、しかし決定的にこのライトに劣っている部分がそこでした。


ちと荒っぽい納得の仕方で恐縮ですが、

nobさんとこの写真

や、

monozof さんトコのグラフ

でも似たような結果が出ているような気がしないでもないので、まあ、あながち間違った感想ではないのではないかと自分では思いますm(_ _)m

 

うーん、、、

全体的には悪くないというか、良いんですが、このライト、例えば×2セルを想定したとして、問題は、大容量のLi-ionが入りそうなバッテリースペースが無いってことなんですよね。

それを相談しにwingさん家へ押しかけてみたのですが、、、

「ムリですね。内グリしたらテール側のOリングのトコから折れます(^^)」

とのこと。

ボディの肉厚が足りないんスよね。。。orz


かといって、素直にCR123AサイズのLi-ion×2本 + ダミーセルじゃあ、こう、デカさのわりに容量が乏しい気がしますし、ねぇ。。。


そーですねー、、、

筐体の質みたいなものは悪くありませんというかむしろ良いですし、照射も綺麗。

リフが面白いですが、現状あまり実用向きというか、やはり私向きではないと思えてしまうので、


せめて30分のレギュレーション。

調光は不用としても構わないので、DS-2C を凌ぐ「明るさ」で近距離以遠照射を狙うライトに仕上げることが出来たら良いな。


みたいなことを思いましたm(_ _)m


コメント(12) 
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コメント 12

cinq

「できた~! それじゃとっとと送っちゃえ」
と、いつものやうにロクにテストもせず送りつけちゃいましたが・・・
さすが800エソの怪しいコンバータはなんちゅーか困った子だったみたいで^_^;
by cinq (2009-11-11 23:19) 

cinq

そうそう、業務連絡・・・
本日発送しました。
by cinq (2009-11-11 23:42) 

川端

>cinqさん

ええ!?800エソなのっ!??

ドルってワカンネー。いやペセタだったか?

けど、それなら優秀かしら?このままでもなんとかなるか?いやいやなれへんなれへん(--;

でも、というか素直に、とても嬉しかったです\(^^)


それに、コレ、筐体も球も球とリフとの相性も悪くない。コンバータさえとっかえれば間違いなく優良器です。

そーいえば、、、

奇遇というか幸いなことにというか、先日デッカい箱でちょーど良さ気なコンバータ入りのライトが数本手元に届いていたりしますなぁ。。。( ̄p ̄)
by 川端 (2009-11-12 08:02) 

川端

>cinqさん

業務連絡りょーかいっス(^^ゞ

肉眼だとどういう配光なのかしらん?( ̄ー ̄)ウフ・・・
by 川端 (2009-11-12 08:05) 

monozof

おお!やっぱり例のミニタワーが。
これは期待できそうな具が揃って来ましたね。
後はこれらをどう組むかですか。

そう言えば以前にIMRレポでもやりましたが16340の直列駆動は出力は稼ぎやすいけどランタイムとのバランス取りで悩むところでしょうか。
by monozof (2009-11-12 08:39) 

川端

>monozofさん

cinqさん特性ミニタワーは、すでにワタクシのわがままほーだいで組みあがっちゃってたり、、、

ってー違うな。このキリンさんのユニットのことですね?(^^;


どーでしょーねー・・・

16340×3のコンバータにアテが無いし、16340×2にしかできないようなら手元のライトと変わんない。個人的に欲しいのはリフだけ。

だったら、素直にフィラメント運用もアリかしら?みたいなことも思います。なんとなくm(_ _)m
by 川端 (2009-11-12 12:35) 

リオ

> 先日デッカい箱でちょーど良さ気なコンバータ入りのライトが数> 本手元に届いていたりしますなぁ。。。( ̄p ̄)

ふふふ、抜けるものなら抜いてごらんなさい?
半径数mが灰と化すトラップ入りですのよ、試作機というモノは(嘘)。

まぁさておき。ブッ放し系がちょっと揃ったんですね。
それはそれで楽しいかと思いますが。

ああ、川端さんにとっては、TM-116X怪は、最もいらない子でしたね。
ウチでは、4chipに換装したものの・・・
「こんなんはウチのコぢゃない!」で再び6chipになったんですが。
by リオ (2009-11-12 15:45) 

川端

>リオさん

>>抜けるものなら

ふっふっふ。アタシは自分の安全を大切に生きるコですm(_ _)m


とゆーよりも、、、

そもそも技術的にできるわきゃねーっておハナシですね(^^;


>>揃った

monozof閣下のライトは、ブッ放し系というよりも、とても変わっているというか、、、
むしろテスト用とされつつすげー「普通」なカンジなんですよね。いや、奇異な印象は抱くんですが。。。

3700Kのヤツは、確かにアタシ好み。
点灯直後よりも使い始めて15分くらい。しばらくしたら最優でんな(^^)


>>TM-116X怪

いや、人様のライトなんで、どんな魔改造だろうが実はおもしろいだけなんですけれど(^^;

でも、アレは、、、なんだろ?

狂気の沙汰?(--;;


今回のライトは、もちろんとても希少なモノや部品が含まれていることも了解なんですが、それよりも第一印象の面白さが勝ちますね。

前回とはまた違った楽しみ方をさせて頂いております。

ご厚意に感謝しつつ、しばらくお借りしますm(_ _)m
by 川端 (2009-11-12 18:06) 

nob

たしかにHiが高出力すぎて、コンバータが筐体に合っていないようですね。
現行HiがBoostで500mAくらいのHiなら良いのかも・・・マサカ、ハレルヤ?(^_^;)

CR123A限定で、フィラorMC-Eをとっかえひっかえしつつ「偶にしか使わずBodyを愛でる」ってのはダメ?
by nob (2009-11-12 22:29) 

川端

>nobさん

でげしょ?(^^;


ハレルーヤっ!\(--)/

は、ねぇ、、、

長らくドロップアウトしてたんで、すっかりアテがねーんでヤンス(--ゞ


>>CR123A限定

ふっふっふ。

このユニットはガッチガチのRCR設計なので、一次電池じゃタッパが足りないのさっ。

てなことで、要スペーサーです(^^ゞ


>>「偶にしか使わずBodyを愛でる」

そーですねぇ、、、キャラじゃないと思うんですけれど。。。

自分の意外な一面を発見してみようかしら?(^^)
by 川端 (2009-11-13 08:54) 

リオ

> 狂気の沙汰?(--;;

わぁい、ほめられちった!(違)
リプター使って3RCRにすればムリも減るのですが、
そんなん「ウチのコぢゃない!」しぃ。。。

あ、TM-303Xのほうは、リプター1AA+17500化すると
なかなかいいデキになりそうだ、とか考えてたりします。
こっちは完全に実用ライトで、微妙にウチのコぢゃないような。。。
まぁたまにはそういうのもやっとかないとね、とか。
by リオ (2009-11-14 18:01) 

川端

>リオさん

6chipOSTERって、Vf20んボルトとかなんでしょう?えれー昇圧。。。

コレ、実はmidとかLoでもICがヤヴァいのでわ?(--;


>>実用ライト

いやあ、リオさんも実際フィールドに持って出るのは「ウチのコぢゃない」ライトになるんですってば。きっと。いや、たぶん。もしかしたら?(^^;;チガウノカモシレナイ・・・
by 川端 (2009-11-16 08:47) 

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