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石橋を叩いて壊す⑳ [ライト関連]

 


「無気力」には「深呼吸」

とやらの根拠は、


この世のすべての生き物は、「息」をすることで生きる。

もちろん動物は水を飲んだり食物を食べたりしなければなりませんが、それを生きる為の力と変えてくれるのは「息」

植物だって栄養を含んだ水を必要としますが、もちろん「息」をしなければ生きていけません。


そこで登場、「気」という言葉があります。

気功なんてなある段階以上は摩訶不思議でしかない言葉でお馴染みかと思われますが、この遠い昔に大陸からやって日本へと渡ってきたと思しき「気」という概念は、

目には見えず、有機物であろうが無機物であろうがその内外を絶えず流動し、

それは世界を満たし動かす「力」を表す概念であり、

その凝縮がこの世の全てを構成しているのだといいます。


つまり、「気」とは、すなわち万物を構成する要素であるのだとか。

なんなら原初に近い素粒子概念みたいなものでしょうか?


ともかく、

この「気」という概念は、日本では基本的に大陸思想からもたらされた考え方であろうと思われるようなのですが、これを遡れば「気」は「息」すなわち呼吸に通じるのだそうです。


そもそも生物は「息」をすることで生きており、

「息」は大気の一部であり、

大気の凝縮と流動が気象現象であり、

気象現象は世界を満たし、また巡る。


すなわち、

「息」とは、生命を内側から満たす「力」を、それの満ちる外界から摂り込む作業であり、

つまり、生きている人間にとって「気」とは、生命力そのもの。「息」とは、その生命根源との繋がり、連鎖、循環を示す。


そして、無機物もまた「気」の凝縮。

「気」を失えば、生命も物質も原初の塵へと還り、

これもまた、巡る。


私見ですが、これは宇宙を「ユニバース」と呼ぶ感覚に似ているような気が私はします(^^)


まだ続くm(_ _)m

 

さて、

cinqさんから頂いたライト。

"FIRE KYRIN" とやらですね。


実は、あれ以外にもう一本「オマケ」と称して頂いちゃっておりまして(^^)


20091117-001.JPG

CMG "INFINITY" L.E.D. TASK LIGHT


AAシングル器で、

全長:約82mm
重量:約30g

約3mの防水性を持ち、

3m強の照射距離を謳いつつ、

そのランタイムは約41時間。

ってーのが、そもそものノーマルに於ける性能の公称値だったと思います。


これをfixerさんが創った「Mini-Pro モドキ」というコンバータを使ってXR-Eを駆動するライトに改造なさったモノ。

これはねー、けっこー気に入りました(^^)

いや、上からなカンジでもの凄い恐縮なんですが、、、(^^;スミマセン・・・


筐体先端からの距離約50cmに於いて計測すると、わりと厳しく見積もって、その照射範囲が約96cm

ヘッド内径がどーしたこーしたで計算してみて、約87度の照射角となりました。

実は体感上90度以上は絶対とか思っていたりしたのですが(^^;ハズレ・・・

まあ、ふつー(?)のハンディより確実に広い照射範囲のハズ。UK-UNILITE-4AA-eLED の100度超えには及びませんが、けっこー拡いでしょ?


ご覧の通りリフレクタというものが存在せず、つーか、吸収色のリフレクタ部分であり、かつ、筐体に於けるエミッターの位置そのものが先端から見てわりと浅い。

故に、このライトの配光は拡くフラットなものとなる。

ぶっちゃけてしまえば、XR-Eそのものの照射の外縁を切り取った状態に極めて近いパターンとなります。


XR-E のホワイトカラーを単体で光らせてみると判りますが、恐らく個体差云々ではなく、このエミッターは外縁が黄色身を帯び、中心に近いほど白い。

しかし、それをリフレクタで集光してしまうことによって色味のムラを視認することが抑えられています。

だから、このライトのように外縁の部分がほぼ無反射となるような改造になると、照射パターンに色ムラを感じない均一な照射が実現されることになる。


これがねー、照度が出ないんで近接~近距離限定になっちゃいますが、

個人的には、とても使い易いのです(^^)


20091117-002.JPG

パターンはこんなカンジ。

体感で言うと INOVA X-5 とかくらいかな?いや、もう少し暗いけれど、ムラ無くある程度フラットなので視易い印象。みたいな体感ですm(_ _)m


フラットで、広くて、近接が眩しくない。

本来的な意味というか、広く一般の方の EDC とも言えるであろうキーライト的用途に向いていて、かつイザという時には防災用にも使用できてしまう。みたいなカンジでしょうか?

AAシングルというのもこの場合理想的でしょう。


携帯方法は様々かと思われますが、

20091117-003.JPG

とりあえず L1P(なぁっつかしぃ~) のホルスターが合いました(^^)

 

少しズレますが、

サブというか、ヘッデンでこういうものがあると、私はとても良いと思います。

使い勝手としては、ヘッデンで近距離以内を広くカバーしながら、肩とか腰とかにセットした近距離以遠用のハンディで進む。みたいなことになりますね。

まあ、この場合はキャップ+クリップの簡易ヘッデンにしかなりませんので足場を選んでしまいますし、もう少し全体に明るくないと空間的な広さのある場所での用途に向かないようなカンジもしますが、、、(^^;

ちゅーか、

そもそもヘッデンに照度調節とかディフューザー着いてりゃいいようなものではあるのかも知れませんけれど(^^;;


ちなみにヘッデン。

Foxfuryっぽいというか、ああいう考え方って間違いなく正解なのだろうとは思うのですが、例えばプロユースとかハイエンド的なところまで性能を求めない場合。

遠射のみのヘッデンってのは個人的に論外として、

近距離以内で「使える」モノでありつつ、かつある程度遠射も狙うようなモノを考えるのなら、

私は TIKKA-XP みたく片手で拡散光をタイトに切り替える方法はスライドディフューザー式が理想的なんじゃなかろーか?とか思ったりします。

まあ、構造上どうしてもというか、恐らくマッドに弱いんでしょうけれどm(_ _)m

 

じゃあ、てなワケで、


20091117-004.JPG

ヘッドバンド、あるいは写真のようにキャップに装着ということになりますが、クリップ式簡易ヘッデンであります。

クリップは、純正のペンみたいなクリップのままだと帽子のツバの生地が痛んでしまうので、フラットな GERBER INFINITY ULTRA のものに取り替えてあります。

これで屋内だと、ほとんど不自由を感じない程度に行動できました(^^)

 

このライト

改造主であるcinqさんによると、改造の段階でちょっとしたトラブルがあり(^^;

故に、この個体に於いては防水性は防滴程度に落ちているだろうということで、

かつ、コンバータが通常入手できるものではないという問題はあるのですが、

例えば XiKIT のコンバータとかで XR-E を使って、この旧い筐体や ULTRA なんかを生き返らせてみる。

なんてのも、選択肢のひとつとして良い改造なのではないだろうかと私は思いました。ええ、自分じゃ出来ませんけれどm(_ _)m

 

小さく、軽く、視易く、かつ単三1本。オマケに簡易ヘッデンにもなる。

ランタイム的にどうなのか未計測ですが、予想ではそんなに悪くないハズなので、ちとマニアックな観点にしてみても、EDC としてマルでしょう?


cinqさんも「川端さんはきっと気に入ってくれると思ってました(^^)」と仰っておられましたが、

確かにその通り。グッジョブであります(^^)b

 

この際ですので、出来れば防水性を取り戻す、もしくは強化する計画を練ってみたいなと思ってはいますが、

このままでも充分っちゃあ充分なので、色々と活用させて頂きたいと思います \(^^)


コメント(8) 
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コメント 8

cinq

暗イトの代名詞かと思われたCMG Infinityなので、使うことも無く押入れの中で眠ってました(^_^;)
ちょうど旋盤の練習用に内繰りしたら、パーツボックスから転がり出た謎のCREEがちょうど納まりそうだったので軽くオマケで作ったやつなんですね。
でも、思った以上に気に入ってもらえたようで良かったです(^.^)

by cinq (2009-11-17 21:28) 

98k

こちらもなかなかよさげですね。いいなあ・・・
で、ガーバーインフィニティウルトラのクリップね・・・
さっそくわたくしのEDCライトにもパクらせていただきました。
そう、FENIXのLD10にもぴったりでした。
alaris540さんによると、最新モデルには標準装備になってるよーですが・・・
by 98k (2009-11-17 22:00) 

川端

>cinqさん

度重なるご厚意に心より感謝をm(_ _)m


いやあ、恐らくご想像以上に気に入っちゃいました。

が、

E1eはもっと気にいりました。ヤツぁ最高っス(^^)b
by 川端 (2009-11-18 08:41) 

川端

>98kさん

ソリテールほど軽くはありませんが、ランタイムでいえば倍くらいにはなろうかと思われます。あくまでもたぶんm(_ _)m

ちなみにクリップ、

>>最新モデルには標準装備になってるよーですが・・・

ま、明るくなっているようでもありますが、、、

でも、だいじょーぶ。

キャップに装備すんなら新の純正はクリップが逆です(^^)
by 川端 (2009-11-18 08:45) 

monozof

なるほどこの場合は低めの反射率をうまく生かしているんですね。
近距離をメインフィールドとするCQBならぬCQLとかってえ感じでしょうか。
その辺りは昨今のZEBRA Lightなどにも共通項を感じます。

またこのCMG "INFINITY" の”機能に無関係な意匠など無用”って感じのデザインは実に私好みでもありますが・・cinqさんってばCMG版の黒も持ってらしたのね。

by monozof (2009-11-20 19:12) 

川端

>monozofさん

CQBってなんぞや?ってんでググってみましたが、

>>CQL

なるほど。そんなカンジですね。

私は、このライトの性質上ちょうど良さそうに思うので、メディカルポーチに入れとこうと思っていますm(_ _)m


あのー、アレですよ。完全に想像の範囲を出ませんが、cinqさんの押入れは、たぶん宝島(^^)
by 川端 (2009-11-21 08:49) 

cinq

CMG版のシルバーも持っていたりしてw

by cinq (2009-11-21 18:48) 

川端

>cinqさん

あはは。やっぱ宝島(^^)


いつか漁りに行きます。ええ、たぶん3人くらいで襲撃(--ゞ
by 川端 (2009-11-22 17:52) 

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