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石橋を叩いて壊す⑪ [ライト関連]

 

とりあえず、


001toriaezu.JPG


ボール盤の回転数を下げてみる。

 


 

 
  
 
だから、

「もういいや」


それはたぶん、自ら限界なのだと断じることで生まれる閉塞感。

こういう類の閉塞感は「自分という世界」の可能性を潰す。


けれど、

もしかすると、この世には「自分が絶対にしなくてはならない」ことなんて、本当は何ひとつ在りはしないのかも知れない。


だから、自分が「もういいや」と思うのならそれでいい。

 


それでも、


諦めたらそれこそが「終わり」ですよっつーかむしろ、

壁の無いアソびなんぞちっとも楽しくないとも言う(^^)

 

てなこって、軽く自己催眠でアゲといてm(_ _)m

 

002MCE.JPG

CREE XLamp MC-E

とりあえず、これをL2のヘッドに(--ゞ


Binは WF M で、X軸301~314・Y軸322~355でWCよりちょっと黄・緑寄り(?)の総光束430~490lmであります(^^♪

 

しかし、、、

故なるを現在以って我知らず、なぜか懐中電灯、主に発光ダイオードなんてなモノに傾倒し始め、ブログ開設からですら既に三年を数えていたりしますが、自分で改造したことってほとんど無いんですよね、、、

いや、まあ、エミッターの交換くらいなら、試してみたことがないワケじゃないんですケドね。いちおー(^^;


けれど、やってみると・・・

鬼門はハンダ。つか同種エミッターのランクアップくれーならそれがメインというか、なんなら唯一に近いくらいの作業だったりするワケなんですが(--;

コレがまた、とけねーわなんかコロコロするわくっつかねーわあっちーわ溶けんでいいモンが溶けるわ壊すわかなしーわイラつくわ。溶けたら溶けたで妙にスグ固まるわ固まったらでっけーわなんなら通電してねーわ、、、orz

その感想は、「ハンダなんかだいっきらいだぁっ!(つ△T)」


出来ないとは言いません。なんとか、「なんとか」はなってきた。

だから出来ないとは言いませんが、きっぱりと苦手なんDEATHねファッキンハンダゴートゥヘル。いや、やっぱ墜ちるな。無いと困る(--)


いままでは、そしてたぶんこれからも、私は別に苦手でいいのかも知れない。もともと電子工作にも、筐体の加工にも趣味は無いワケだし。

例えばある程度自分で出来るようになろうがならなかろうが、自分より上手な誰かに頼んじゃえば、それが上策であることになんら変わりはないですし。。。


でも、ヤる。

最終的に「こういう懐中電灯がこういう完成度で欲しい」ってのは置いといて、

そのほうが、たぶん楽しい、、、ような気がした(^^;ナントナク・・・

 


MC-Eは、


発光素子が田の字型に4つ。それぞれにD1~D4と名づけられていて、

それが直径7mm弱(たぶん6.6mm)のレンズに収まり、黒い四角のほぼ正方形な台に載っているようなカタチ。


黒い四角の台部分は、サイズが7.5mm×7.0mm

その7.0mm長の両サイドには、それぞれ4つの幅0.8mm程度の端子が1.5mmのピッチで生えていて、

端子の内訳は、

台部分の角にカットダウンがあり、その裏に「0」と書かれているので、

その「0」から近い順にプラス接1~4番。対面がマイナス接で、1~4番に平行する形で8~5番。って、なんか砲門とかスラスタみてーだな。


4つ発光素子D1~D4は、プラス接1~4番の端子と番号的に対応し、マイナス接は1~4番の端子と並行する端子が担う。

つまり、プラス接1番からD1を発光させた電流という概念はマイナス接8番へ、プラス接4番からD4を発光させれば5番へと貫ける。


故に、

もしも回路から設計出来るなら、

イクラ式砲弾みたいにD1~D4をそれぞれ発光させたり全部発光させたりリレーさせたり点滅させたり、

2並列ならLuxV互換、4直列だとIf的には4chipOSTER互換。

4並列なら、XR-E・SSC-P4・LuxⅢなどにもある程度互換。

LuxVや4chipOSTERなどと同じ4chipのエミッターながら、4独立(並列)から4直列まで、繋ぎ方次第での活用が可能。


か、、、


うーん・・・(--)

良さ気というか、便利というか、そういうスペックらしいと理解してはみましたが、、、


0.8mmの足が1.5mmピッチってことは、足と足の隙間は0.7mmしかないのかぁ・・・・・・

L2想定だとSTER基盤たぶん使えないだろうし、てか、私だとSTER基盤に載っけることでさえ危うい気がするんですケド。。。


まあ、ハンダはあとで考えよっと(^^;;

 

えーと、

そもそもL2に入っていたエミッターは LUXEON V Portable 通称 LuxV

誰がどうやって確認したのか判りませんが、その内部chipの接続は2直列。自動的に2並列なのだそうです。よく発見した。すげーぞどこかのマニアック(^^)

だから、LuxV器のエミッターをMC-Eに換えるなら、その接続は2並列。


もともとL2に搭載されていたLuxVのBinは不明ながら、データシートをつらつら眺めつつ今回のMC-Eと比較してみると、


Vf

LuxV:5.43~8.31のタイピカルで6.84V

MC-E:4並列で3.2~3.4VのMAX3.9(350mA)

あー、、、だから3V×2セルのL2は昇圧コン想定か。なるほど(^^)

MC-Eを2並列に繋げば、そんなに単純なものなのかどうか知りませんが、Vf6.4~6.8V


If

LuxV:700~1000mA

MC-E:350~700mmA(chipあたり)

仮にL2のコンバータが6V強の昇圧で700~1000mA流していたとすると、MC-Eを2並列で繋げば、chipあたり350~500mA駆動。

なるほど。互換性がある。。。んでしょ?たぶん(^^;

うーん、、、あっちぃーんじゃねーか?いや、XR-Eあんま熱くなんない気がするし、でも4倍かぁ、、、どーだろ?

あと、燃費ってどーなんだろ?ノーマルとあんま変わんないのかな?


光束

LuxV:87.4~120lm

MC-E:Mランクで430~490lm

おー、圧倒的ぢゃないですか我が軍と書いてMC-Eは(^^♪


発光アングル

LuxV:LambertianでViewing120~Total150度

MC-E:Viewing110~Total130度弱(グラフ読み)

LuxVのTotalアングルを30%までと仮定してデータシートのグラフを揃えてみると、LuxVのほうがViewing・Totalともに約20度程度拡い。つまりフラット。

ちなみにっちゅーか、以下もこの傾向は変わらない。

90% LuxV:約55度に対して、MC-E:約45度

80% LuxV:約70度に対して、MC-E:約60度

70% LuxV:約90度に対して、MC-E:約85度

60% LuxV:約100度に対して、MC-E:約95度

50% LuxV:約115度に対して、MC-E:約110度

40% LuxV:約130度に対して、MC-E:約120度

30% LuxV:約150度に対して、MC-E:約130度

だいたいの目盛りでキッチリした読みではありませんm(_ _)m

が、高いパーセンテージの部分で角度が狭いということは、そこが明るくて狭いってことになるワケで、等高線的に考えればトンがった山。つまり、MC-EよりもLuxVのがエミッターとしての発光そのものはフラット。

フラット配光用のリフレクタを狭角配光のエミッターに合わせれば、そりゃ集光せんわな。。。

ただし、MC-Eのが断然総光束が多いので、全体には明るくなる、、、ハズ(^^;アワネーダローナ、L2ノリフ・・・


色温度

LuxV:4500~10000Kのタイピカルで5500K

MC-E:5000~10000K

LoはともかくHiはオーバードライブ気味なんでしょ?ということで、大差無いけれど、色は少し白くなるのかも知れない。

ってー、もともとのエミッターの色よく見てないや(^^;

 

確かに使えそう。いや、使える。

ただ、LuxV用だとリフが合ってなさそうなのは換える前から承知の上で「なんとかしろ」

また、Hiの4chipでオーバードライブ気味も想定するのなら放熱には気を使え。


ここまでの比較ではそう判断できるような気がします。ええ、あくまでもどこまでも、どーしても、なんとなくm(_ _)m

 

だから、

004konnan.JPG

 


意味があるのかどうかよーわからぬまま、

こんなことをば(^^;;; 

 

 

続きますm(_ _)m


コメント(10) 

コメント 10

森のプ~さん

そのままではL2にMC-Eを組むのは不可能です。
まず、キャニスターにベタ付けだと高さが違います。
リフ側のキャニスター連結用の出っ張りが形状が違う為
Cree側を加工するか、リューターで出っ張り部分を削ってあげる必要があります
そしてLEDとキャニスターの間に挟む板は放熱が良好な素材で1.3mmぐらいでしょうか
できればさらにLEDの位置をリフ側に入るように削れば
かなり集光してきますが、元々広角照射ですので
その特性は受け継いじゃいますけどね・・・
私は短距離から中距離までドバッと照らすライトに特化
しているライトと割り切ってますが。
最近飛ばし系が多い中これもありかな?と思ってますが。
by 森のプ~さん (2008-12-22 21:26) 

二日酔いの猫

いや~ 順調にモッダーへの道を歩んでおられるようで(^_^)v
あたしゃ~やってみたい気もするんですが、なにせやりだしたら止まらない(止まれない?)
ゆえにブレーキを掛けてます。
自分の性格は良く分かってるんで・・・(^_^;)
by 二日酔いの猫 (2008-12-22 23:40) 

川端

>森のプ~さん

>>連結用の出っ張り

黒い台部分のことでしょうか?前に仰ってた角を削り落とすってヤツ?

削っていいかどうかさえ私には不明でしたので、助かりました\(^^)


>>放熱が良好な素材

とりあえず銅板に(^^)



ちゅーか、組むには組んでみたものの・・・

コレ、は、、、どースかね?(--)


>>できればさらにLEDの位置をリフ側に入るように削ればかなり集光してきますが

ちなみにアタシにゃ出来そーな気がしないんですが(--;

もしも改善できるならありがたい。どーやって加工なさいましたか?
by 川端 (2008-12-23 08:45) 

川端

>二日酔いの猫さん

順調、、、ではないっスね(^^;タブン・・・


ちゅーか、自制心って大切ですよね(^^)
by 川端 (2008-12-23 08:46) 

98k

ほうほう、そーゆーことだったんですね・・・
って、話はほとんど理解していませんが・・・
ともかく、続きを楽しみにしています。

人間って、こんなふうに道を踏み外していくのね・・・
by 98k (2008-12-23 18:08) 

川端

>98kさん

>>理解

あくまでも「なんとなく」です(^^;

データシートを見ても、この辺かな?みたいな読みかたしか出来ませんです。はい。。。


>>道

はっはっは。総じてヌルいデショ?私(^^)

98kさんはいろんなトコ「既に」踏み外してっつーか、踏み抜いていらっしゃいますからね~:-p

by 川端 (2008-12-24 09:00) 

cinq

川坊がこんなに立派に育ってくれて・・・
おぢちゃんは嬉しいよ(ノ_<。)

この調子で行くと数年後にはコンバータを自作してるかもしれませんね~w
by cinq (2008-12-26 17:36) 

monozof

う~ん不思議だ・・・いえ実はあのリフ型の黄色いちくわ麩みたいなモノ、どうやって作っているのか気になって。
発泡ウレタンみたいに流し込んで模りとかでしょうか?
それならヘッド内の寸法取りにも使えそうかなあ・・と。
by monozof (2008-12-26 20:57) 

川端

>cinqさん

いいえ。根本的には何も変わっていません。(^^;


とゆーワケで、

川坊は手間掛かんないコには育たない( ̄ー ̄)ウェッヘッヘッヘ・・・


>>自作

どーでしょうね?電子工作はきっぱりと圏外だったりなんですが、、、

コンバータの設計とか製作って、楽しいのかしら(^?^)
by 川端 (2008-12-27 08:34) 

川端

>monozofさん

>>黄色いちくわ麩

ソフト紙粘土(トイザラスで購入)です。食品ラップで養生して、軽く圧力掛けたまま硬化させました(^^;

養生厚みの問題が残りますが、まあ、誤差範囲かな?もしくは、ラップの厚みが0.1mmなら0.1mmの線を描いてみるとかで解決、、、かな?と。。。


>>ヘッド内模り

ああ。使えるかも知れませんね(^^)

リフなんでラップにしましたが、最悪変色とか曇ってしまったりしても構わないのであれば、油とかを剥離材代わりにすれば割と正確にに模り出来そうでしょうか?

ちなみに木工用ボンドで多少液状化出来ますし強度もびっみょーに増します(確認済み)ので、百均の化粧品用注射器とか使って内部の角エッジなんかの再現も、たぶん可能(未確認m(_ _)m)

ヘッド内が異形とか内側が広いとかだと硬化したあと出せない可能性があるような気がするので、最初から薄い板か何かでパズル的パーテーションしとくとか、、、
by 川端 (2008-12-27 08:51) 

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