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0セット [防災とかそのへん]

pack.jpg

総重約320g

ちまちま入れ替えを繰り返しているのですが、とりあえず今現在の0(ゼロ)避難セットです。


詳細は

other.jpg

ダクトテープ×3m
方位磁石
予備バッテリー(CR2032)×3個
ホイッスル(2mmガイライン約80cm付き)
頭痛・腹痛・アレルギー薬
ライター
ワイヤーソー
キャラメル

ナイロン手袋×1双
ミニツール(ビクトリノックスのクラシック)
エマージェシーブランケット(SOLの1人用)
アルミ蒸着マット
ヘッドライト(ペツルのe-LITE)
カードラジオ(SONYのSRF-220)
ナイロン袋

あと、写真撮り損ねてますが不織布のマスクが一枚。

こんなカンジ(^^)



まあ、実際被災したら、正直気休めにすらならないんだろうなとは思うのですけれど・・・

m(_ _)m
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避難想定 [防災とかそのへん]

 

 

rettou.png

 

日本は、


プレートテクトニクスってのを信じるのなら、4枚のプレートの境界付近に位置しており、多くの海溝やトラフに密接して存在している。

それぞれのプレートはそれぞれのプレートの移動に伴い衝突したり潜り込む等し、複雑な断層のズレが生じ、結果「海溝型」などと呼ばれる地震が起こる。この地震は、何も震源を海域にのみ限定するものではなく、我々が陸地と呼んでいる部分を震源とする地震にも至る。

今回の現在「東日本大震災」と呼ばれている大災害はここに分類されるらしく、


陸地では、糸魚川静岡構造線及び柏崎千葉構造線・新発田小出構造線に囲まれたフォッサマグナや中央構造線のような大きな断層から、

いわゆる活断層

ttp://www.gsi.go.jp/kikaku/index.html
↑国土地理院(活断層の分布がある程度確認できます)

なんてのが千の単位で至るところに存在し、これらがズレることで「断層型」などと呼ばれる地震が起こる。

かつて私自身も少しだけ被害を受けた「兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)」はここに分類されるようです。


そして、日本は環太平洋火山帯の一部を成す火山国でもあり、火山性の地震も各地で起こり得る。

 


要するに、

どうやら日本はどこに居たって地震の影から逃れることのできない国であるようです。

 


逃げなきゃいけない想定だと

ttp://www.fdma.go.jp/html/life/sack.html
↑総務省消防庁(非常持ち出し袋)

ザックリとこのくらいらしいです。


飲料、食糧、灯かり、暖、出来る範囲での治療。

あと、個人的に足りないと思うというか、カラトリーは必要かと。シェラカップが最低限、そして、箸とスプーン。それらを使い回すラップの類やアルコール入りのウエットティッシュとか。

保険証とか免許証とか。そういうのもあったほうが良さそうな気がします。

 

仮設住宅ではありませんでしたが、しばらく避難生活をしていた経験上で言うのなら、

最初の数日はこの持ち出し袋の「装備」みたいのが役に立つように思います。

すぐ欲しくても、手元にないものは使えないですから。

 

けれど、

兵庫県南部地震の後、流通がある程度回復してすぐ必要になったのが、とにかく現金でした。

あの時は、今回の東日本のようにとんでもなく広範囲での災害ではありませんでしたので、それが今回、あるいは今後の未来にあてはまるものであるのかどうか自信を持てませんが、

都市機能が完全に停止していない状態だと、わりと早い段階で、なんやかんやゆーて現金持ってないと話にならなくなったような気がします。

 

m(_ _)m



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consent [防災とかそのへん]


いま、はじまりの歌のPVがなんちゅーか成龍

 

http://jp.youtube.com/watch?v=kqq8LD0QQhs


どうも、川端ですm(_ _)m

 
 
 


さっそくですが、


smoka.JPG


スモカ歯磨き二種。

 


タバコ「のみ」ってのが、昭和なカンジがします。なんとなく。


こちらは、二日酔いの猫氏が大阪へ見えられたときのミニオフで98k氏より頂戴してしまいました(^^)

 


98k様、本当にいろいろお世話になっておりますm(_ _)m


 

 


さてさて、
 
お買い物はネットで!休日はフィールドへ寒いから行かないぞっ
 

 


とゆーわけで、


zaq.JPG

 

川端的フィールドギア、とりあえず現在の一泊の一式。
 
総重は約13kg


こんだけ持ってりゃさすがに「快適」装備でしょう、たぶん。ってな量です(^^)


 

naka2.JPG
 
中は、まあ、こんなカンジ。
 
左下、赤い囲みはザックの外装備。
 
左上、青の囲みが上部コンパートメント。
 
右下、黄色の囲みがボトムコンパートメント。
 
で、
 
右中段、黄緑の囲みがポーチとその中身で、
 
囲みの無いモノとともにメインコンパートメントに収まっています。


 

収納状態は、
 
naka3.JPG
 
こんなカンジ。


 

とりあえず、
 
写真を見て、テーピングとスティックコーヒーの補充が必要なことに気づきました。
 
外装備、サイドポケットのチョコは写真用のテキトー。氷砂糖である場合が多いです。
 
あと、タオルとか靴下とか、いろいろ写っていません(^^;
 
ちなみに、足りてない分を全部収めた状態で約13kgですm(_ _)m
 
 
このうち、
 
ど真ん中の赤いボンベカバーと左上の小さな金網は、P-153+チタンクッカー購入の記念にとミニオフ後日に二日酔いの猫氏に贈って頂いたモノ。
 
ちなみに、しっかり書き忘れとりますが、リンク記事にある「バリうま」ラーメンも二日酔いの猫氏にミニオフのとき頂いたモノであります(^^;


 

ボンベカバーは、
 
100均袋を加工したモノであるとのこと。
 
用途的には、250用で、低温時にガスの気化が補助され火力が下がることを防ぐモノ。なのだとか。
 
まあ、予備なんかをザックに突っ込んでおく際の保護にもなるのかな?
 
なんちゅーか、アイデアですよね(^^)


 

金網は、
 
「バーナーパッド」というモノ。
 
チタンは、熱伝導率が低く、火が当たっているポイントだけが加熱されがちで、チタン製のクッカーで湯を沸かすのは簡単なんだけれど、煮たり焼いたりは上手くできない場合が多い。そこで、このパッドを使うと、クッカー底面にある程度均等に熱が伝わり調理し易くなるモノ。なのだとか。
 
確かに、合金にするともう判りませんが、純チタンの熱伝導は、例えば純アルミに比べて、確か10分の1程度だったような気がします。
それ故なのか購入のチタンクッカーにはセラミックによるコーティングも為されてはいるのですが、これを使えば更に熱の均等が上がるのは恐らく間違いないでしょう。
 
ちなみに、これをバーナーに乗せて空焚きし、寒い時にはストーブ代わりにも使える、かも知れないのだそうです(^^)
 
ただ、頂いといてなんですが、コレについては不満が一点。カタチです。
 
円がいいな。四角いのはつめる時に気を使っちゃうm(_ _)m
 
 
 
それと、ですね。
 
これらを頂く時に、フリーズドライフーズのお茶漬けと「スゲー動画」のDVD(エロに非ず^^)を同梱頂いております。


 

また、
 
現在、川端さん家には、
 
al.JPG
 
このくらいのアルコールストーブが揃っております(^^)

 
 
本当に、色々とありがとうございましたm(_ _)m
 
 
 
んで、まださらに(^^;
 
 
中身を並べた写真の左上、青い囲み内の右下の折り畳まれた白いシート。
 
 

写真だと、一見なんだか判らない可能性を含みますが、

これは、テント用グランドシート。まあ、フットプリントなんてな呼ばれ方もするらしいですが、よーするにテントの底面を保護する敷物。

コチラも、先日大阪を襲撃、疾風の如く去っていった二日酔いの猫氏からの頂きモノであります。


 

グランドシートってのは、基本的にはテント底面の保護と地面からの湿気が直にテントに触れることを遮断するモノで、モノによっては熱伝導をある程度遮断するなんてな優れモノもあるらしいのですが、そういうのは当然ゴツい。
 
なんつっても、すげー苛酷な環境にでも挑戦しない限り、いや、もしかしたら挑戦したとしても、性能的に一番欲しいのは、底面の傷や汚れを防止する効果。これに尽きるような気がします。


 

テントの生地ってのは、基本的に鋭利な物理衝撃に弱い。
 
リップストップだなんだ言ってみたところで、よーするにペラい合成繊維素材で出来ているワケで、昔ながらのコットン製とか、例えば防刃素材で特注してみるとか、よっぽど特殊なモノを除き、すげー安物だろーが、どんなに高級だろうが、どんなに高性能を謳っていようが、これは変わらない。


 

素材を薄くするのは、運搬体積の軽減と軽量化のため。


 

テントは、
 

どこまでも薄く、軽く、しかし風雨に耐え、断熱も通気性も可能な限り確保し、かつ経年劣化に強く、
更に、今日であれば、どこまで有害な紫外線の透過を防ぐ、あるいはそれに因る劣化を防ぐことが出来るのか?

 
たぶん、そういう研究の下に産み出される製品群であろうかと。


 

もちろんというか、多くの場合、テントは底面が強化されているのが基本形。
 
部分素材から違ってみたり、全体に同素材でもデニール(繊維の太さ)の値や耐水圧の値をボトム部分で高くしているモノかと思われるのですが、それにしたって、もの凄く丈夫なのかってーと、たぶん、そーでもない。


良い場所、例えば柔らかな芝生の上なんかに設営できるなら、防水性のあるシート、ぶっちゃけレジャーシートの類を敷けば無問題。なんなら無しでも大丈夫ですが、下が石ころばかりであったりするとそういうワケにはいかない。


 

また、災害時など、もしもコンクリートやアスファルトの上にテントを張るなんてなことがあった場合。グランドシート無しってのは、確実にテントの寿命を縮めてしまうことになるでしょう。


 

ってなことを思いました。ええ、コチラの記事のコメント欄を拝読しながら(^^;
 


まあ、マジメなハナシ。グランドシートって、テント設営に於いて結構重要なアイテムのひとつじゃなかろーか?と思われたワケですm(_ _)m

 
 
この白いグランドシート、
 
素材は、「デュポン」という海外メーカーの開発した「タイベック」という製品群のひとつなのだそうです。
 
恐らく、種類としては建築資材用の壁材。品名は「ハウスラップ」と裏に書いてありました。


 

これは、調べてみると一般名称とやらを「ポリエチレン フラッシュ紡糸不織布」とかいうのだそうです。
 
あんまカンケーねーのですが、鉄の十倍の強度とかのたまうスペクトラ繊維もポリエチレンだったりするらしーです。(^^;ヨクワカンナイケド・・・


 

タイベックとは、
 
どうやら、何℃だか知りませんが、高温で圧縮加工されたポリエチレン製の不織布であり、
 
通常の引っ張りに対する強さが290(横)~300(縦)N/5cm
 
つづり針保持強さ33(縦)~37(横)N
 
防水性水圧16kPa
 
透湿性0.13㎡/s・Pa/μg
 
ついでに防風性が38s
 
という性能なんだとか。


 

これは、


 

通常の引っ張りでは、5cm幅で、まあ、290Nの力に耐える。
 
1N(ニュートン)は約0.102kg重なので、
 
色々無視して便宜上、290掛けることの0.102として、
 
何かを吊り下げると考えるなら約29kg重吊るして平気。例えば幅1mに対して均等に掛かる重さなら約590kg重程度まで耐え、


 

建築用のつづり針(でっかいホッチキスの針のようなもの)で突き刺して引っ張ったときには33~37Nだから、
 
33×0.102の3kg重ちょい吊るして平気ってな意味であろうかと。ちなみに最初の数値が1m幅(製品の標準幅?)で5cm伸びるのに290Nだったらとてもゴメンナサイm(_ _)m


 

んで、
 
防水性水圧16kPaは、16,000Pa(パスカル)
 
1Paは1N/㎡ならしーので、テントなんかの耐水圧表記に習うと16,000÷9.8の約1,630mm(H2O)相当であるハズ。
 
これは、0.01㎡あたり高さ約1.63m、0.0163立方mの比重1として約16.3L、約16.3kg重程度の水柱を乗せてもほぼ漏水しないことを示す程度の性能なのだそうです。
 
 
例えば、今回は敷物なので無関係ではありつつ傘の生地のような使い方を想定した場合、
 
 
地表に当たる「大粒の雨」は、概ね直径約3mm程度らしいので、その質量は、
 
4×3.14×1.5mmの3乗/3=14.13立方㎜で、水の比重が1なら0.01413kg
 
 
直径3㎜程度の雨粒の地表に達する時点での落下速度は9m/s程度と考えられるらしく、また、その形状は球体ではなく「饅頭」の形であるらしいので、便宜上接触面の直径を4mm(0.01256㎡)と仮定し、
 
1mkg/毎秒毎秒は1N/㎡なので、
 
その場合に掛かる圧力は、0.01413kg×9=0.12717mkgの0.1217/0.01256㎡の、約9.7N
 
一粒あたり9.7Nとして、接触面が100%/1㎡の場合、
 
9.7×1/0.01256の約772N=約78.78kg重
 
 
しつこいようですが水の比重を1として、
 
約78.78L/㎡の100分の1で0.7878の約788mm(H2O)相当。
 
タイベックの耐水圧が1,630mm(H2O)相当の性能であるのなら、十分防ぎ切る値と考えて良いでしょう。
 
 
ただし、
 
これが無風の状態であると仮定して、雨粒は風などの条件によって加速されている場合もあり、かつ、何度も何度も繰り返し降り注ぐものであるので、
 
故に、ここからは換算の根拠を持ちませんが、テントやタープ、雨具などの説明から類推するに、
 
この値は、雨でいうなら時間降水量20mm~30mm程度の「強い雨」にも耐えられるような数値らしいです。


 

 
さらに、
 
透湿性0.13㎡・s・Pa/μgは、
 
よく解っていませんが、
 
たぶん、0.13㎡あたり1Paの圧力を持った1μg(マイクログラム)の水蒸気を一秒で通す。とゆーよーな意味かと思われます。たぶん(^^;
 
 
ウィキペディアに出てたゴアテックスの透水性が、13,500g/㎡/24hrs
 
 
圧力は質量から拾うものであるのか自動で1Paと見なしやがれなのか表記の意味がよーわかりませんが、恐らく1㎡あたり13,500gの水蒸気を24時間で通す。とゆーよーな意味、、、なのかなぁ・・・
 
ゴアのメーカーページには出ていないみたいなので怪しいカンジはしますが、他に情報が無いのでこれと比較するなら、
 
1㎡/0.13㎡×1μg(=0.000001g)×86,400s=0.6646・・・・・・g/24hrs


 

ん?めちゃ低い、、、
 
てか、絶対どこかがおかしい気はするな(^^;


 

1μgは水量か?水になったときの質量なのか?んで、ゴアの13,500gはホントに水蒸気質量なのか?それとも、ホントにこんなに違うんじゃろかいな?
 
情報が足りないというか、私の知識が不足。わっかんねーっス(^^;;スミマセン、ヤメトキャヨカッタ・・・


 

まあ、とりあえず、透湿性0.13㎡・s・Pa/μgってのは、
 
建築材として使用した場合に、室内20℃外気温-5℃湿度60%の状態で結露しない程度の透湿性能なんだとかm(_ _)m
 
 
 
ついでに、
 
防風性が38sってのは、
 
秒速38mの風が通らない。例えば38m/sの風を防ぐことを示すものであるのか、
もしくは、どのくらいの風速の風を当てるとどのくらいの体積の風が通過するのに掛かるのが38秒なのか?
 
など、私にはまったく判断できませんでしたけれども。。。
 
 
まあいいや、敷いちゃうし(^^;ナニカキジュンガアルンダロウケドネ、キット・・・
 
 
 
とか、まあ、そんなカンジのモノです。
 
 
 
ともあれ、注目は、
 
通常の引っ張りに対する強さが290(横)~300(縦)N/5cmで、 
 
つづり針保持強さ33(縦)~37(横)Nであること
 
それと、防水性水圧16kPa
 
あと、透湿性0.13㎡/s・Pa/μg
 
という数値。


 

よーするに、
 
丈夫な素材で、穴が開いてもそこそこ丈夫で、防水性が高く、湿気を逃がす。


 

グランドシートとして十分な強度があり、端仕舞いのハトメ部分も保ち。そして、地面からの水分を防ぎつつ、テントとの接面部の湿気は逃がしてくれる。


 

しかも、
 
このタイベック、なんと同体積の天然紙より軽いのだそうです。


 

今回ご製作願えたグランドシート、サイズは190×85cm
 
実測重量はハトメ込みで約103g(^^♪


 

手触りは、完全に「紙」ですね。
 
試しに7cm程度の余りを素手で引き裂こうと試みましたが、破れそうで破れない。
 
なんちゅーか、「伸ばせる紙」みたいな、不思議な手応えであります。
 
このシート、なんとなんとワタクシ手持ちのソロテントの底面195×90cmに合わせて頂いた
 
190cm×85cmの、おおだあめいど( ̄ー ̄)ウフッ・・・
 
 


だったのですが、、、


 

hami.JPG
 
ご覧の通り、ちとデカい・・・
 
これだと、雨水がグランドシートとテントボトムのあいだに浸入してしまいますね(^^;


 

しかし、
 
今回、私は表記のスペック通りにオーダーし、二日酔いの猫氏はキッチリオーダー通りに仕上げている。


 

ではなぜこーゆー結果になっちゃったのかってーと、
 
スペックに載っているのは、底面をキッチリ平面化することができた場合のサイズだから。


 

ぶっちゃけ、そんなにねぇ、、、なんちゅーか、カッチリとした底面のテントじゃないんだなコレ。
 
グランドシート外周ごと覆ってくれるフライも無いシングルウォールだしね(^^;


 

よーするに、オーダーする側、私の認識が甘い故の失敗。
 
いっぺん設営して、使用状況を想定。採寸してからオーダーすべきでした。。。

 

 

 

 

が、しかし。
 
誤りがあるのなら正せば良い。


 

 
幸いカットがデカいワケで、よーするに切りゃいいのよ、切れば(^^)


 

とゆーわけで、
 
cut.JPG
 
こーなりました。

 

 

切り口からの判断で、どうやら、二日酔いの猫氏はフリーハンドで加工しているみたいですね。すげー器用な方です。
 
私は2m近くもハサミでまっすぐ切ることが出来ないので、カッターとメートル尺を使用しました(^^;


 

ハトメ部分は、
 
hatome.JPG
 
同じものが手元に無かったので、皮細工用の両面ハトメの足を調整して流用。
 
両面ハトメなので、折り返しの方向と方法も変えてみましたm(_ _)m


 

ちと小さめになっちゃいましたが、まあ、使える(^ー^♪ 

 

 

ちなみに、加工後の計量は86g(ハトメ+紐込み)
 
すげー軽さであります。


 

 
このグランドシート。なんといっても、ご紹介頂いた素材が良い。
 
今回のようなソロ用の場合。しかも、私みたいに出来れば都市サバイバルなんかでも使えるといいな、でも重いのはヤダっ♪なんてなワガママ野郎には、「最適」であるような気がします(^^)
 
 
 
二日酔いの猫様、
 
この度は、本当に色々と過分なご厚意を賜りありがとうございました。


 

またいずれ、どこかでお会いできますようにm(_ _)m
 
 
 
 
以上

快適の条件 [防災とかそのへん]

 

『不幸は、ひもじい 寒い もう死にたい の順番で来ますのや』


とは、

浪速最強の「おバァはん」こと 竹本 菊 刀自のお言葉だったでしょうか。

 

それは、

いとも易々と人の心を砕き、根源的な生への執念をさえ破壊し、幻の安穏に精神を捕らえ恍惚のうちに死神を忍ばせ遣う、甘く冷酷な女神の吐息。

真綿で頸を絞めつけるように、じわりじわりと縊り殺す天然の暴力。

 


思い起こせば、

はや一年前、白馬での辛い記憶

そう、固く心に誓ったのは友ヶ島の朝

寒かった。とにかく寒かったのねん・・・(T_T)


その時私を凍えさせてくれた「軍用」とかいうシュラフ。

リーコン3 って名前なんですが、その特徴的なコンプレッションカバーには堂々とぶっとい字でこう書かれています。


「0℃」


ぶっちゃけ、体感としては、ウソつくんじゃねーよっちゅーか、ふざけんじゃねーよ的な。ところでなにがどう0℃なんだってーハナシ。快眠温度だけならフルウォッシャブルのLOGOSの封筒型ですがテント買ったらサービスで付けてますけどいかがですかお客さんと変わんねーだろどーみても、みたいな。文系らしく当て字で書こうか?

巫山戯るんじゃねぇ(--)

 


しかし、

敢えて、敢えて書きましょう。

製品の品質や性能表記に因る問題では無いのだと。これは「こういうモノ」で正解なのだ、と。


そもそもリーコン、RECONとは、偵察任務を示す言葉らしく、中には強行、強襲偵察を含む場合もあるのだとか。

斥候として最前線に送り込まれ、あるいは強襲任務に従事せねばならないような作戦行動中に寝心地が良くて安眠してしまうようなアイテムは求め難いことなのでしょう。

求められるのは、とにかく丈夫で、荷物にならず、テントさえ無しの環境でも使用できる形態。

衣服、恐らくは軍服のまま、足元は素材が二重になっておりブーツさえ脱がずに潜り込み、いざとなれば飛び起きて応戦しなくてはならないような環境で「使える」寝袋。

モスキートネットが標準装備であることを鑑みれば、少なくとも蚊などの羽虫が生息する環境が標準的な使用の想定範囲なのでしょうし、この場合の「0℃」とは、服着て靴履いて潜り込んで一晩寝ても凍えはしない温度の限界と見なすべきなのでしょう。

 

つまりは、私が誤った使い方をしていたに他ならない。てゆーか、買っちゃった時点、むしろ欲しいと思った段階で「間違えている」のであります。。。

 

ここは素直に、使用方法の誤りであったことを認めよう。そもそもの選択を間違った購入であったことを認めよう。

悪いのは自分だ。然るに、いや、だからこそ、

 

過ちは、修整せねばならない。

 


とゆーわけで、

自分環境に対応すべく、新寝袋購入しちゃいました(^^)

 

ワタクシ、実は、もはや中綿なんかあるんだかないんだかみたいな20年選手のホムセン安物寝袋から、「軍用」で劇的に進化を遂げたつもりだったのですが、、、

実際には進化の仕方を間違えていた。


それは、喉の渇きを癒すために甘ったるい缶コーヒーを買い求めるようなもの。


嗜好品、大は小を兼ねる的な、あるいは許容範囲は別として、魅惑のオーバースペックを誇る「モノ」であるならばともかく、

例えばヘリオスのHIDみたいな水中ライトを山野に持ち出してみてもその真価は発揮されないように、

鍛造ストレートエッジの切れ味が海水ダイビングで大きな魅力にならないように、

ラグタイヤのマッド走破能力がアスファルトの高速走行に適さないように。


そう、私自身を例えて言うなら、ミツバチの幼虫がスズメバチへの羽化を望んで良質の肉を手に入れたかのような過ち。

どう足掻こうがミツバチは肉食にはなれない。ミツバチの幼虫は蜜と花粉を食べる生き物でしかないのであります。


これは大概の「モノ」に当てはまる気がしますが、

どんなに見た目が良かろうが、どんなに高性能であろうが、どんなに高価であろうが、自分の用途に合わないものは合わない。


「使えない」のであります(--)

 


さて、

「新寝袋購入しちゃいました(^^)」とは言うものの、

自慢じゃありませんが、私の寝袋知識なんて完膚無きまでに底が浅い。無いと言っていいでしょう。まったくナッシング。不具有。Nichts. 皆無。

使用歴こそ約二十年に及びますが、自己批判するに無いのと同じ。

ゆーても、寝る「だけ」のモノであろうと深く考えたことも無く、「どこでも5分で眠ってみせる」みたいな妙な自信もあって、とにかくあればいいや主義で、用途に合わない寝袋を「小さくなる」という一点だけで買ったような「ど」素人であります。

 

ぶっちゃけ、どう考え、どこの何を選んでよいのやら、、、

とりあえす、サッパリわかんねーワケです(--;


が、

自分で出来ないことは出来る人にやってもらえば良い。知らないことは知ってる人に聞けば良い。そういうヌルめ主義者でもありますので(^^;タリキホンガントモイウ・・・

 

故に、奇しくも得た知人がお詳しい方であるのなら、頼らないテは無い( ̄ー ̄)


 

ちゅーこって、

今回の寝袋の選択、ぶっちゃけ、先生はメインでwing氏、98k氏にも様々なアドバイスを賜ったのであります。


お二方は、どうやらいわゆる「シュラフマニア」に分類されても構わないカンジ。

98k氏は一般的(?)なメーカーや寝袋そのものの性能評価にお詳しいらしく、お手持ちのスペック、優良である部分や弱点を把握。使用歴も長く経験も雪山から真夏の水辺まで多岐に渡り、その体験談は非常に参考になります。

wing氏にあっては、手持ちはもちろん把握。また、メーカーの技術など「モンベルの今度の新製品はこんなカンジ」みたいな情報もお持ち。あと、今現在の用途が私とある程度被ると思われるので、真っ先に思うところを問うてみた方であります。


あるいは、というか、そういう趣味の無い方には信じられないのかも知れませんが、寝袋の道にも「買い方」や「定番」、また「定石」らしきもの、様々なテクニックというものが存在しているようです。マジに。

形状、季節、使用状況、表面素材、中綿材質、縫製、ジッパー、ベルクロ、アジャスト、防風、通気性、価格帯、メンテナンス、保存方法、運搬技術、眠る為のイロハなどなどなど・・・・・・

いや、まさに「知らない世界」に驚きを禁じえないこともありました。

 

が、

考えてみりゃあ、そもそも寝袋は寝具。

求められるのは、安眠。

言わずもがな、眠りとは、食と同じく人間生存の根幹に深く関る部分であります。

家庭で使用する布団やベッド、屋内のそれとは異なるとしても、深く研究開発している企業が無いはずがないと考えるべきなのかも知れません。

 

 

さて、いつものよーにひたっすら前置きが長かったワケですが、、、

 

新寝袋購入の条件設定は、

まずは、数を揃えるつもりは無いので、基本的に国内のオールシーズンに使用可能であること。

まあ、真夏はそもそも基本的に屋外活動をしないことにしているあげく、ぶっちゃけ寝袋なんか使わないので無視(^^)

春秋でも暖かい間は、インフレーターマット併用で掛け布団的用途を想定。

かつ、ある程度の低温状況、自分の行動パターンとこれからの行動予定から、4℃~14℃前後が快適であること。

低温状況であっても「0℃で眠れる」こと必須。

また、最悪氷点下に追い込まれてもシュラフカバーや衣服で「凌げる」ものであること。


出来るだけ軽く、

可能な限り小さく携帯でき、

肌触りが良く、

テント内の結露にも負けない。

 

なんちゅーか、睡眠は大切です。

快適な睡眠は明日への活力を養い、

活力とは、楽しめるチカラ。

寝不足の体調不良では、楽しいものも楽しくない。楽しくても半減してしまうのであります。

 

んで、

シュラフのなんたるかっちゅーか、選び方みたいのは、書き切れませんしアタシは記事を書くに適任で無い。

また、グーグル先生の曰く他所様にびっくりするくらい情報が満載なので割愛とさせて頂いて、


なんだかんだで私が選んだのは、モンベル。

ウルトラ・ライト・スーパー・ストレッチ・ダウンハガーですがちなみにサーマルチャートの番手は#3ですがこの選択はどうよ?てか、なにそのど定番な結論、みたいな。。。

 

いやー、なんだかんだで、やっぱ私はチキン。それでいい。冒険はしねーっス(^^)

 

ちなみに、サーマルチャートの番手、#3とは、

約0℃~約16℃くらいまでを快適睡眠範囲とし、下限温度は-10℃という意味のようです。


モンベルのサーマルチャートの根拠は「クロー値」

クロー(clo)値とは、衣服等、この場合は寝袋の保温力を表す値で、まあ、人の心地良さをあらわす単位なのだそうです。

1cloは、気温21℃、湿度50%、風速5cm/sの環境下で、安静な人の皮膚温度を平均33℃に保てる保温性を示し、気温12℃の場合が2clo、3℃の場合が3cloと続くらしいので、クロー値が上がるほど環境は「寒い」

モンベルでは、サーマルマネキンというセンサー付きの人型を使って、クロー値を基準に周囲の環境を変化させながら独自のサーマルチャートを導いたのだとか。


ちなみに、余談な挙句環境の数字が正確に拾えませんでしたが、極寒の山なんかに持ってくような寝袋は約8clo基準なんだそうです。


んなこと言われても、ワタクシ如きにゃあワケワカラナイので調べてみると、

1cloあたりの基準衣服として代表的なのは、男性ならジャケットにパンツ、まあ、背広姿もアリですね。

女性だと厚手のカーディガンに膝下スカート。

どうやら冬物学生服ってのも、1~1.2cloあたりの仕様になってるみたいですね。

日常生活(東京あたりの冬)の防寒状態の衣服は2~2.2cloあたり、極寒仕様の防寒状態は4cloあたりなんだとか。だとすると、通常のスキーウエアとかは3clo前半あたりになるのかな?


恐らく、というか私的体感に従いますが、サーマルチャート#3って番手もスキーウエアと変わんないクロー値なんじゃないかと思いました。


どうでしょう?最初からスキーウエア着てるくらいの体感って書きゃ良かったんジャン?ってなツッコミは激しく却下として、なんとなーくでも感覚が伝わったでしょうか?

あ、、、ちなみにマミー型なんで、全身覆ってますから。スキーウエア着てそのまんま寝るよりも温かいですし、遥かに快適です(^^;

 


仕様は、


【素材】

中綿:グースダウン/800FP

表地:ポルカテックスR/バリスティックRエアライト


【総重量】

682g

※スタッフバッグ含む。


【サイズ】

最大長204X最大幅98cm


【収納サイズ】

φ13.8X27.3cm/3.3L

※収納サイズはダブルバインディングで最小に絞り込んだサイズ。


【適応身長】

身長178cmまで


【主な機能】

スーパーストレッチシステム

ボトムアジャスター

オートマチックロックジッパー

マルチボックスコンストラクション

 

その品質は、私の知る限りに於いて、どうやら「折り紙つき」

周囲の誰に聞いても返ってくる答えは、まるで判で押したかの様、「良い」と決まっていました。

 

中綿は、

グースダウンを洗浄して微細なチリを取り除く事を以ってアレルギー対策とし、その中からフィルパワー800という高い復元率を誇る高品質の羽毛を選別して使用。


表面素材は、

「バリスティックRエアライト」という、紡糸の段階でナイロン糸に延伸加工を施し強度を持たせたもので、織物にした段階で従来のナイロンと比べて同重量であれば約2倍の引き裂き強度を実現。強度と軽量性を兼ね備えたクロスナイロン素材。
 
それを「ポルカテックスR加工」という、フッ素成分と生地の接着部分を多くし、さらに撥水・撥油加工剤に弾性成分を導入することによって、超々耐久撥水(洗濯50回以上)をはるかに凌ぐ撥水性能(洗濯100回以上)を達成した高い撥油性・耐摩耗性を備えた素材に仕上げている。

「ポルカテックスR加工」は、生地の風合いを損なうことなく素材表面との接着性を向上させ、加工剤の剥離も防止。
撥水剤の欠点であった生地表面の擦れや洗濯および皮脂・整髪料等の油脂分の付着による撥水機能低下を大幅に改善。

これにより、ダウン寝袋最大の弱点をカバーする防滴性も確保されているのだという。

 

平たく書けば、


高品質のグースダウンの中綿で暖かく。

特殊ナイロンで丈夫、かつ、肌触りも良く。

撥水加工で濡れるとヘチャって使い物にならなくなるダウンの弱点をカバーした寝袋。

しかも、軽量。

更に「スーパーストレッチシステム」と名付けられた伸縮素材の縫込みや「ボトムアジャスター」を採用することで、マミー型の欠点である窮屈さを軽減しつつ、かつ、身体にフィットさせることで高い保温性と快適な寝心地を実現し、

開閉や身体との接触に気遣った、任意の位置で留め易い「オートマチックロックジッパー」で使用時の快適さを上げ、

「マルチボックスコンストラクション」というパーテーション機能採用でダウンの偏りを防いでいる。


と、まあ、こういうことになるらしいです。

 

古人曰く、名は体を表す。

 

まさに、ウルトラにライトなスーパーにストレッチかつダウンでハグられるかのような寝袋であるワケなのですっ!


・・・たぶん(^^;;イヤー、ツケヤキバノチシキニジシンハモテナイッス・・・

 

まあ、でも、素直に。長いこと悩んだ甲斐はあったような気がします。

まだ家の中、しかもエアコンで短時間のシュミレーションしてみただけで、実際に寒いと言えるような環境では未確認ではあるのですが、とりあえず、「もう戻れない」くらい快適ではあります。

 

軍用君は軍用君で、「そういう使い方」をするのなら、あるいは使用可能な気候なら屋外強いワケですし、試しにでも持って行きたいところではあるのですが、

何しろ新寝袋は、肌触り良いし、とにかく軽い。でも温かい。

ぶっちゃけ、雲泥ですね雲泥。寝心地で言うなら雲と泥であるのかのよーです(^^)

 

 

さてさて、

wingさんと98kさん、お二方の御教示や何気無い会話、私には豆知識や情報がいっぱいでした。

体験から来る先人の知識ってのは、実はそういうコミュニティにでも身を置かない限り、日常なかなかに得難いものであります。

今回の寝袋、結局無難にど定番選んだのね面白くもねーや的な選択であることは判っているのですが、とにかく「当たった」感が強い。良い買い物のような気がしています。

本当にありがとうございましたm(_ _)m

 

 

んで、

前回のアルコールストーブの記事にちょっとだけ書いておりますが、ワタクシ、実はいまだにぼっちらぼっちら「防災ザック」の、中身を入れ替えたり、アイテムを増やしたり減らしたりし続けております。

なんちゅーか、いつの間にやらソロキャンプ装備兼防災みたくなりつつあるのですが、、、

とりあえず、寝袋に関しては、判断を停止しても良さそうな気がしましたv(^^)

 

 

 

おしまいm(_ _)m


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最軽量、かな? [防災とかそのへん]

  

アルミ缶アルコールストーブ

↑98k氏にインプレというか、ご感想を頂戴したアルミの空き缶で出来たアルコールストーブであります。


手元にあるのは、全部で6個。

五徳を必要とする方式のものと、サイドバーナー式で五徳不要のものの二種類があるのだそうですが、最初から分けて頂いていたのでなんとなくノズル穴の位置が違うのだろうな?くらいで、イマイチ私には構造の違いが判りませんでした。

ノズル穴が開いていないのは、「自分で穴を開けて試してみる用」


これらは、「良かったらテストして感想なんか聞かせてね(^^)」と、確か8月の初旬に二日酔いの猫という方から送って頂いたモノ。


だったんですが、、、


とりあえず、私は基本的にアルコールストーブってモノを知らない。

トランギアなんか有名なので見たことや触ったことくらいはありますが、自分で持ったことも無く、正直、良く判らない。


しかし、というか、まあ、判らないながらでも、とりあえず使ってみないとハナシにもなんにもなりゃしねーので、燃料のアルコールをドラッグストアで購入。

火を着けて、シェラカップで湯沸し屋内実験をば。


まずは五徳有り。

「エスビットに合わせてあります」とのことだったので、素直にエスビット併用。

よゆーっスね。

真夏とはいえ、エアコン26度設定。屋内だと湧き上がるのに5分掛からない。


んで、

五徳無し。

こちらはプレヒート必須。温まっていないうちに何か乗せると即消えます(--)ウーム・・・

でも、30秒ほど余熱してからシェラを載せると、アッサリ沸きます。

 

まずはファーストインプレッション。


五徳の必要な分については、
 
こちらは、恐らく、五徳無しより勝っているのは、温めて安定させる必要が無い部分であろうかと。
 
しかし、正直、エスビットを使うなら素直にエスビットを使えば済んでしまうので、携帯性など含めあまり魅力を感じませんでした。
 
使った後に掃除しなくて済むので、そこは固形燃料ミニストーブよりも楽でしたが、、、

 
火力、あと燃焼時間とか、正確に計ったわけではありませんが、火力そのものとしては径の大きさも五徳の要不要もあまり関係無いような気がしましたので、
 
五徳が折りたたみとか、巻き取りとか、凄く小さく軽いものである。とか、
 
そういう、五徳が携帯し易い方法を考えると良いのかも知れません。
 
 
五徳無しサイドバーナーの分については、

事前に温めずにシェラなんか乗せるとすぐ消えてしまうのが難点ですが、使えなくは無い。

五徳を余分な荷物だとするのなら、こちらのほうが携帯のお手軽度が上。燃料の携帯性から、ストーブにアルミ缶のスクリューブタが流用できて密閉できるものがあればいいのかな?

軽量であることにこだわるのなら、サイドバーナーが有利だと思われます。
しかし、プレヒートで少ないとはいえ時間と燃料を消費してしまうのは勿体無いような気もします。

あとは、火力の調節。構造が複雑化、また、重量増となってしまいますが、あると便利かな?と。
 
 
 
全体として、
 
アルミ缶で作ったアルコールストーブの良い所は、
 
軽い。意外と丈夫。シェラカップやメスティンにちょうど(?)良い。ススが着かない。燃焼音が静か。掃除しなくていい。
 
あと、燃焼物質と熱と酸素。みたいなことが解かり易くて、子供に見せるとどうやら為になる気がする(^^)

 
悪いところは、
 
素手で消せない。まあ、何でも火器はそうなんですが、燃料が足せない。火力調整が出来ない。燃料の携帯が不便。風に弱いので防風対策が必要。五徳無しは安定するまでに時間が掛かるのが面倒。
 

こんなカンジでした。


ここまでは、8月のお盆休みにいくらかアソんでみた感想。記事もその頃に原文を書いていたりします。

 

とりあえず、

この段階で構造の改善点なんか思いつくハズも無い。しかし、私的には何のレスポンスもしないワケにもいかない。

なので、「いまは季節が悪いですから、秋にでも試してから感想を下されば結構です」という二日酔いの猫氏からのメールは無視で、ほぼ上の文章のまんま二日酔いの猫氏感想を報告申し上げてみました。


っちゅーか、

この段階の私には、このストーブが「完成品」に見えているワケです。

「いやあ、コレはコレとして、なんちゅーか、完全に出来上がってるよね?」

みたいな印象。

この場合の改善とか改良とかって、なにを望むべきものなのかも判らない。

よって、オプションやアルコールストーブそのものの評価。つまりは、五徳の構造やその他のオプション、エスビットやガスバーナーとの比較くらいは可能でも、この「アルミ缶で作られたストーブ」について改善すべき点なんて皆無であるように思えたので、、、


「出来る範囲で協力させて頂きまっせ」 という言葉に嘘は無いものの、これ以上の「何か」を望むのであれば、なんかテを考えないといけない。。。

 

どーすべーか?オレ(--)ウーム・・・

 

・・・

 

・・・

 

「いいや、詳しそうな人に送っちゃえ」

とゆーよーな脳内結論で、ですね(^^;


選ばれたほうは寝耳に水なんでしょうが、正直、知ったこっちゃねーので、wing氏に送付。

※注:いや、事前にちゃんと相談してます。ナンボなんでもイキナリは送らない(^^;ホントニ・・・

 

と同時に、まあ、人任せにしてそのまま放置プレイも出来ませんし、正直、記事にもしたかったので、これも何かの縁なんでしょ?とばかりに、既製品との違いが知りたくて、エバニューのアルコールストーブと五徳を注文。
 


到着したわけなんですが・・・


うーん、、、

入手してはみたものの、なんちゅーか、エバニュー。

オールステンなのにあんま萌えねぇ(--)


状況によっては確かにエスビットより手軽なのですが、風に弱いし火力も弱い。まあ、エスビットだって風には弱いんですが、なんとなく、もっと弱そうに見える。いや、使用感としては確実に弱い。

また、ガスバーナーの利便性と火力にも遠く及ばない。

優れている部分は、エスビットのような固形燃料と比べて、手仕舞い、手入れが楽であることにアドバンテージを感じたりはするのですが、なんか、あんまお外で役に立ちそうな気がしないなあ。なんてな感想が浮かびました。とりあえず。

アルミ缶ストーブとの比較だと、まあ、大きい。

アルミ缶の場合、本体は小さくても蓋が無い。燃料は完全に別途携帯なので要考慮ではありつつ、その携帯性には差が出そうです。

 

性能的な、というか、手持ちの中での比較してみると。

単純な火力は、

EPIガスバーナー>イワタニカセットジュニア>エスビット(ミリタリー)>エスビット(普通の固形)>エバニューアルコール>アルミ缶アルコール

となるような気がします。


ただし、

98k氏のインプレにあって初めて知りましたが、

アルコールストーブは気圧や気温の変化、特に低い気圧や低温に強いらしいので、真冬に山で試したりとかすると、その強さが判るのかも知れませんね。

イワタニのカセットジュニア、寒冷地仕様でないガスだと、白馬の秋でも本領を発揮しませんでした。これは経験済み。


しかし、EPIのガスバーナーを何かの基準であると捉えるのなら、ある程度対抗できそうなのはイワタニカセットジュニア(寒冷地仕様ガス)であり、エスビットもエバニューもアルミ缶もどんぐりの背比べ。大差無いです。

ちゅーか、そもそもの設定、同じ火器でもその用途が違う。


雪山登山でもして最小限に温食するのならハナシは別ですが、ファミリーキャンプとか、そういうトコに持ってって、野外料理でもしようなんてなことを思うなら、ガスバーナーの類以外は炭火か焚き火。他は個人的に考えられないですね。

オートキャンプならなお更、ホントはツーバーナーなんか用意するべきでしょう。当たり前ですが(^^;
 

そーいえば、

wing氏から返ってきたら、問答無用で98k氏。私の中ではそんな予定だったのですが、ウマい具合に熊野98kキャンプと重なって、そこにwing氏が持ち込んで下さった。で、98k氏んトコで先にインプレ。とゆーよーな流れがあったりします。

非常にらっきぃでした。御両名に感謝(^^)

 


さて、

改めまして、二日酔いの猫氏御製作のアルコールストーブ。


とりあえず使ってみたり、既製品との比較をしてみたり、人様のご意見を募ってみたり、はたまたグーグル先生にも頼ってみたり、まあ、色々してみたものの、、、

やはり、これはこれで「完成」しているように思います。

そのもの本体には改善の余地なんて無い。

 

確かに、調べた範囲だと、


スチール缶で強度を上げるとか、

サイクロン式で火力を上げたり、更に軽量化とか、

基本構造から変えて火力のアップを目指すとか、


そういう改善が可能なのだと思われるのですが、


アルミ素材であることが軽量化につながり、3000系と予測される合金が耐食性も確保する。

基本的なサイドバーナーであることが五徳の不要と有る程度の強度を可能にする。

ムチャクチャに火力を上げるとアルミ素材が熱と加熱対象の重みに負けて変形してしまうこともあるらしい。


だから、「完成」(^^)

 


じゃあ、「完成」しているのならば、ですね。

アルコールストーブって、いつ使うの?ってーハナシ。


ちなみにこれは、私自身「オマエは何故、エスビットを持っているのか?」という自問にも繋がります。


理由は単純です。

それは、移動を主目的とする用途を想定したから。


徒歩。軽量かつ小型の火器による最小限の加熱調理と水の加熱を必要とする状況。


真っ先に思い浮かぶのはソロキャンプやピクニックの類ですが、現在の私のアタマの中にあるのは、防災。

避難行動ですね。


常に近い状態で携帯。あるいは、事が起これば「手に入る」状態で設置された防災用パックがあると想定すると、このアルミ缶のストーブ、特にサイドバーナー式は、ある意味究極であります。


wing氏のお言葉を借りるなら、

「まず、長期保存で劣化するところが全く無い

 上に同じく燃料用アルコールも長期保存OK

 非常食でも暖める必要のあるものやお湯が必要なものが多い」


じゃんけんで言うなら「後出し」で恐縮ですが、私こと川端も全くの同意見。


更に、wing氏によれば、使用状況・手持ちの道具に合わせて特注、あるいは自作することで、

例えば、「トランギアの最小ケトル用のゴトク+アルミ缶ストーブ」

などのセットを、必要な火力や自分流のパッキングに合わせていくことが可能だと思われる、と。

 

追加情報になりますが、

このアルミ缶ストーブは、その構造の簡素さ故に、燃料用アルコールだけでなく消毒用のアルコールを燃料として使用することも可能なのだとか。


ということは、

私自身を想定すれば、メスティンの中にこのアルミ缶ストーブとコーヒーや携帯箸やトレイルスプーンなどのセットを収め、ファーストエイドポーチと共にパッキングすれば良い。


要するに手持ちの道具でいうところの完全にエスビットの替わりだったりなんですが、火力としてエスビットに若干劣ったとしても、ダウンサイジングと軽量化を果たしています。

軽量化ったって、んなモン数十グラムだろ?とか思っているアナタは甘い。

その数十グラムの切り詰めが数百になり、最終的にはキログラムの差を生んでしまうのがパッキングの摩訶不思議( ̄ー ̄;ダト、オモイマス・・・


また、

エスビットのように使用都度手入れをする必要が無く、燃焼時間と燃料の関係を把握さえ出来ればボンベのように残量が曖昧にならないというメリットもあったりします。

エバニューやトランギアなどの市販品でも同様のメリットを見込めますが、緊急用にパックしておくのなら、かえってアルミ缶のストーブで充分というか、軽いし小さいので、むしろ上の選択であるような気がしましたm(_ _)m

 

とゆーよーな次第で、

防災ザックの中に、頂いた中から一個選んで入れておくことにしました(^^)

 

あと、アレ、「お茶セット」

メスティンの中からカラトリーを外して、フォールディングカップや最小限の燃料なんかを追加して、500mlのペットボトルと一緒にボディバックにでも放り込めば、とても軽くて便利なお茶セットの完成。

こんな使い方も良いな、と、思いました。

 

二日酔いの猫様、

予期せずして、良いモノを頂いてしまいました。

あと、炭酸水も、なんだかんだで全て飲んでしまいました(^^)

ちと遅まきなのですが、この場にて。

 

ありがとうございましたm(_ _)m

 

 


以上


 [防災とかそのへん]

そろそろと秋の気配です。

昼間は未だに暑くてしょうがないんですが、私の住む大阪では朝夕めっきり涼しくなりつつあります。

 

炎天下も極寒も大嫌いだったりする比較的ユル~い精神構造を誇るワタクシ、秋は活動の季節。

寒過ぎず、暑過ぎず、まあ、春でも良さそうなモンなんですが、

春はね、寝る季節。誘われなきゃ花見くらいしかやんないです(--)

 

んで、

本格的な秋に向けて、色々と道具を足したり替えたりしてみました。

6人、ちゅーか実質4人用タープやテント、寝袋、エアマットなんかのセット一式どーみても型遅れ特価販売一万八千円くらいと、あとは小物。

ファミリーテントなんざ一生縁の無いものだと思ってたんですけどね、、、

 

とりあえず本番前に全部試してみる主義なので、基本的に一通り試してみたりするわけなんですが、意外と気に入ったのはESbit(エスビット)のポケットストーブ。

こんなの か こんなの で こんな使い方

north hunter jp さんの所で使われているのは流石に北のアウトドア。ミリタリーといって、タブ(固形燃料)か長持ちなカンジで素敵なヤツのようですが、ヌルい私はどうやらスタンダードってので充分かも知れません。

タブ以外は「ミリタリー」ってシールが箱に貼ってあるかどうかだけで、本体はまったく同じ。とりあえずどっちも試してはみましたが、

貧乏性のワタクシ、スタンダードの「いっぱい入って小出しに出来る感」が好きなようです(^^;

 

見ての通り、いたってシンプルかつ小さいものなので、携帯性は抜群だと思います。

私見で言うと、火力調節に慣れが必要で、ちょいと風に弱い。ついでにアルコール系らしくススが上がり、それなりの匂いがするんですが、使える小道具ではあります。

なぜか飯盒として売られていたりもする超定番ソロクッカー「メスティン」で、0.5合のお米を炊き上げる(夏の室内、エアコン設定26度)のにスタンダードタブレットが4個(最初2個、あと1個ずつ)。

充分実用に耐えます。

なので、防風対策さえなんとかなれば、何とかなると思って良さそうな気がしましたm(_ _)m

 

で、ですね。

 

実際のレジャーアウトドアでは基本的にバーナー使っちゃうだろうし、

クッカーやらなんやらも、家族連れを想定するとソロ用じゃ話になんないくらい小さい。

なので、ソロんトキの装備なんかと、このESbitは「一人用防災セット」に組み込んでみようかな?と、思ってみました。

 

私は当てはまらないんですが、

例えば勤務先で被災して、家まで何十キロも歩いて帰んなきゃなんないなんてな状況に陥った場合。

出来るだけ小さく軽い荷物で、二日間(実質一日半)の全天候野営に何とか耐える装備ってのが勤務先に装備してあれば、かなり心強いのかな?と。

 

ざっと、

雨具の類(防寒兼ねて全身カッパかな?)

着替え(ワンセット?)

水2L(くらいかな?)

食料は丸二日(基本的に保存系)

調理具、食器、カトラリー。

寝袋、マット、雨避け(シングルテント、デカいかなぁ?)

携帯トイレ。

ラジオ。

このくらいでしょうか?40Lに入るかなぁ?

 

既にあるもの、無いもの、お値段との兼ね合いもありますが、、、

単なる気分でちまちま揃えてみたいなと思っています(^^)エラブノハキットタノシイ・・・

パッキングできたらアップしてみたい気もします。

 

私見ですが、

どうやらライト系って、アウトドアに強い方、アイテムを数多く知っておられる方が多そうな気がしますので、道具やテクニックなど、

もしもお知恵を拝借できるなら有難い限りですm(_ _)m


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